「捨てる」とは、脱皮すること!
シンプルライフとは、少ない物で暮らすことです。
が、進めるにあたり、物を減らすことが、
自分のエネルギーを縮小させることになると、つまらないな~と思います。
まだ使える物を捨てる時、もったいない、とか、
何だか悪いことをしているような気になりませんか?
でも、突如、この言葉を最近思い出しました。
「鳥は卵の殻を破ろうとして戦う。卵は世界だ。
生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊せねばならぬ。」
これがなぜ、印象的に頭に残っているかと思うと、
高校の時の社会科の先生が、授業の終わりに、
黒板にこれを書き留めて、何も言わずに立ち去ったのです。
え?!と思いませんか?? しかも、何やらカッコイイ文章。
私もノートの「表紙」に書き留めておきました。
でも、これが誰の言葉なのか、先生に聞こうと思って、
聞かず終いで、卒業してしまいました。
でもある時、また突然思い出して、文章がうろ覚えだったのにも
かかわらず、ネット検索したら、一発でわかりました!
上の写真に挙げた、ヘルマン・ヘッセの「ダミアン」の中に
出てくる言葉でした。
長年の疑問を一発解決! ネットって、スゴイものですね~。
私は前から、半年に1度は、マンネリ脱却のために、
自分自身を「脱皮」させなければ!と思っていました。
それを1つの方法として、体系化させてみたのが、
こちらでも何度もご紹介している「脱皮プログラム30日間」です。
「脱皮」は私の中のキーワードでした!
シンプルライフのために、物を捨てる時も、
この「脱皮」そのものなのではないかと、はたと気付きました!
脱皮する時、今まで使っていたものをもったいないからと言って、
躊躇していたら、いつまで経っても、脱皮できず、成長できません。
そもそも、脱皮するのに、今までの殻がもったいない!なんて、
ちょっと笑ってしまいますよね!!
自分の周りの物を変えることで、脱皮する!と考えれば、
シンプルライフも進めやすくなりそうです。
先ほどのヘッセの「鳥は卵の殻を破ろうとして戦う」の言葉でも、
そう実感しました。
もし、古い殻を惜しんでいたら、いつまで経っても、
雛は「鳥」になれないのです。
鳥になるには、殻を破り捨てなければ!!
という訳で、物を捨てて、新しい自分に進化していく!
というのが、これからの「シンプルライフ」のスタンスにしませんか?
さて、私が捨てられなかった十年ものの紙類を明日バッサリ処分しようかと
考えているところです。脱皮するために!!
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